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『解ってるよ…裕子…』
弥生が、静かに言った。
『私の付き合ってる人は、みんな‘カゾク,…弥生も颯太さんも…そして、俊介さんも…』
『裕子!』
弥生は、裕子を抱きしめた…
『弥生、ごめん!…心配かけて…』
裕子の目から、涙がこぼれた。
裕子と弥生が、銀行の通用門の所で待っていると…
10分もかからないで、颯太がやって来た。
「さぁ、早く乗って下さい!」
『はい!』
弥生は、気を遣って…
裕子とともに、後部座席に座った…
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