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三人は、山川の前で立ち止まった。
「あっ!…村上さんでしたっけ?」
『はい…』
「課長!…浅田さんの容態は!?」
颯太が言った。
「まぁ、座れ…」
山川は、敢えて…
落ち着かせる為に、静かな口調で言った。
『解りました…』
それを察知した裕子が、興奮気味の、弥生と颯太を座るように促した。
『それで、どうなんですか?』
裕子が聞いた。
「今、浅田君のお母さんが…医者に呼ばれて、聞いているはずです…」
『意識は、戻ってないんですか?』
弥生が聞いた。
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