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「ふぅ…今日さ、大学で女の子にパンツ見せてって言ったら、思いっきり殴られたんだよね。
だから、君もくよくよしないで元気出して☆」
『キラッ』という効果音が似合いそうな顔をしているバカの頭に、僕とリョウの蹴りが突き刺さった。
「あいつは、大学でもさっきと同じことしているのか。」
と、呆れていたらリョウが
「あんな変態に任せた俺らがバカだったぜ。
俺が行ってくる。
事情を聞けばいいんだろ?」
さっきのトシに比べると、リョウがとても頼もしく見える。
「ん?ああ。
でも、僕は関わらない方がいいとは思うんだけどな。」
「ばかやろう!
もしかしたら、悩みを解決したお礼に、お付き合いできるかもしれねーだろうが!」
そうだ。
こいつもバカだったのだ。
いや、まぁ僕もそういうやましいことを、考えていなかったわけではないんだけど。
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