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「はあ はあ はあ‥‥一体‥何で‥こんな事に‥」
眼鏡をかけた少年がビルの間で息を整えながら煙が上がっている方を見た。
「フグゥッ‥フゴッ‥ググゥ‥‥」
其処には二足歩行で体長3~4メートル筋肉の塊で一つ目の怪物がいた。
「くそっ‥夢じゃないな、ちゃんと痛みがあるし‥‥」
少年の身体中に擦り傷があり少量の血を出していた。
「何で‥サイクロプスみたいな奴が居て俺を襲い、しかも周りに人が一人も居ないんだ?」
そう少年を取り巻く周辺には怪物と少年しか居なかった。
「この先が行き止まりじゃないなら逃げれたのに‥‥ったく‥不幸だ‥‥」
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