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「簡単に出来ても面白くないから少し試してみたのよ。
結局成功させたけどね。
ここでクリートが出来たらビジョンではもっと簡単に出来るはずよ」
「へぇー!そうなんだ!
ねぇ? もしかして僕って結構凄いのかな?!」
永久はニヤニヤしながら綾奈に聞いてみた。
「余り調子に乗らないでもらえる?
確かに凄い事だけど、日頃から妄想ばっかしてる貴方が出来ても不思議じゃないわ。
逆に出来なかったら貴方には何も話す価値がなかってだけの事よ」
「なっ!なにも、そこまで言わなくたって…」
綾奈にこれでもかと否定された永久は肩を落とす他なかった。
「それはそうと、せっかくCTBを創りだせたんだし読んでみたら?」
綾奈の提案に、先程のダメージを引きずりながら渋々本をとる永久。
「本当に僕がイメージした通りの本なんだね。
逆に現実感がないよ。」
「いいから読んでみて、この本はクリエイターのルールブックになってるわ。」
「う~ん、どれどれ~」
言われるがまま表紙をめくる永久。
「ん?これはっ!」
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