~序章Ⅱ~

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『ふう、やっと着きましたね~』 「・・・・・・長ぇんだよ」 あれから実に3時間ほど歩いて やっと町に出ました。 浮いている私はともかく、普通に 徒歩だった勇者さんはお疲れの ようです。 「だいたいサポート役のお前が 道に迷うってどういうことだこの 役立たず。ちゃんとサポート しろよ」 『そうは言いますけどね、いや~ 地図って苦手なんですよね。 なんかごちゃごちゃしてて』 「やっぱお前をつれてきたのは 間違いだったかもな・・・・・」 そんなことを言いつつ町の中へ 入っていきます。町人とすぐに 会話出来るように私も光の球から 文字枠へ戻るとしましょう。
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