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『勇者さんはこれからどうします
か?』
ちなみに名前呼ばないのは本人の
希望です。[ああああ]ですしね。
嫌なのも無理ないです。
「どうするって、そうだな・・・
・・・とりあえず命名士を探そう
と思う」
そうだろうとはおもいました。
ですが・・・・・・
『そんな勇者さんに報告があります』
「良い知らせだよな?」
口元だけで笑わないでください。
そしてその蹴るモーションを
やめて欲しいです。
『誠に恐縮なんでございますが
なんというかその、あまりよろし
くない事と申しますか私のせいで
はないというか・・・・・・』
「いいよ。悪かったよ。蹴らない
から早く言ってくれ」
ヘビに睨まれたカエルというのを
身をもって体感しましたよ。
震えが止まりません。
「この町に命名士はいません」
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