神に愛されたフジ

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大学時代にフジとこんな会話がありました。 フ『昨日一人で講義を受けてる時に横のやつがなんか噂話をしとってん。なんかノグの話っぽかったからめっちゃ気になったわー』 当時大学生のモテたい盛り。回りの噂話はかなり気になります。 ノ『マジで。どんな話やったん?』 フ『なんか高校の頃の話やったみたいやねんけどあんま聞きとられへんかったわー』 ノ『それはちゃんと聞いとけよー!めっちゃ気になるやん。使えへんやつやなー。』 フ『いや、かなり聞き耳たててたで。 耳をバンビにして聞いてたもん!!』 ノ『…… 小鹿やん!! 耳を小鹿にしてどうすんねん!それを言うなら耳をダンボやろが!! お前の耳が膝ガクガクで立ち上がることはありえへんやろ!!』 フ『……、 お!、ダンボやったか。』 そうです。 世間では彼は『天然』と呼ばれる男でした。 良質の天然ボケをコンスタントに繰り出してくるので、私は彼を影でこう呼んでいました。 【笑いの神に愛された男】
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