いち

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よし、帰ろう。 と、教室をでようとした瞬間 ガラッ 結「!!」 ビクッ ドアが開き、長身の男の人がいた。 ?「お前この学校の人だよな?」 結「は…はぁ」 ?「そか!俺今度ここに転校するんだ!だから悪ぃけど学校案内してくんねぇか?」 ……………。 何なんだ急に… 結「…えと、あ、はい、わかりました、その、お名前は?」 ?「あ、悪ぃ、忘れてた、俺の名前は黒田和音、高校1年だ!お前は?」 結「俺は織原結羽、君と同じ高1」 和「そかっ!よろしくなっ結羽!」 ニコッと和音は笑い結羽に握手した 結「よ、よろしく…」 暖かいなこいつの手… 久しぶりの人の体温。 何故か心が暖かくなった…。 思わず 結「暖かいな…」 と呟いてしまった。 変な事を言ってしまったと焦り顔色を伺おうと、和音の顔を覗きこむと… 呆けた顔をしていた… 和「あ、そんな事言われたの初めてだからさ、なんかびびった…」 結「悪い…」 和「謝んなって、むしろ嬉しかったし///」 と言って、和音は結羽の頭をわしゃわしゃした。
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