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ヒカル
「こいつは光。俺の双子の弟。」
すぐ納得がいく訳ではない
けど状況はわかった
双子なだけあって瓜二つだ…
「どーも上條 光です。
明日からこの学校に
転入する事になったんでよろしくね
…水野雅さん?」ニコッ
ドキッ
「な、なんで私の名前…」
「これ君のでしょ?」
差し出されたのは生徒手帳
「な、中身、見たんですかっ!??;」
「驚きだよね
高校生のくせに声優なんて…
でも昨日キスした時の声…納得」
その言葉に馨君は目を見開く
「……キス?なにそれ雅」
馨君にギラリと睨まれる…;
「ちっ違うんですっ!!
これには訳がっ!;」
必死に挽回しようとするが
睨まれたまま
「あ、この子。馨兄の彼女だったんだ。
ごめんね馨兄」
「光…。」
「女の子に興味ない馨兄が
この子に興味持つなんて納得…
本当昨日キスした時の声…
甘かったもん」
「いくらお前でも
許さないぞ…?」
「あぁでもお生憎さま…
処女には手出したくないし…
安心して?」
今、胸に槍が刺さりました
処女って事を
見事に当てられた…;
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