第二章 平穏の終わり

6/6
前へ
/708ページ
次へ
(……ちっ)  惚れた女性と、恋敵の親友。天秤にかけるべきがどちらかを把握出来ないまま、パートは走り出した。  森の、更に奥を目指して。  静寂の失われた深き森に、無秩序な破壊音が響き渡る…
/708ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加