第七話 牛シスター 起

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楽しい会話を一旦終了して、今から琥珀が来ること玉に告げる。 玉「ほぇ、あぁあの白虎の女の子ですか」 岬「そうそう、白虎の女の子」 玉は「わかりましたです」と言って、台所に向かった。恐らくは昼飯を作るためだろう。 本当に気が利く狐さんだ。 急にまた暇になり、僕はなんとなく時計を見た。 時刻は九時半。 琥珀から電話があってからすでに三十分が過ぎていた。 そろそろ琥珀が来るころだな。 僕は玄関に行き靴を履き替え、アパートの前で琥珀を待つことにした。 きっと琥珀は一人じゃアパート内に入ることができないだろうからな。 アパートの階段を降りて(今更ながら僕は二階の部屋である)、降り終えると、丁度調度ばったり大家さんと出くわした。 ,
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