プロローグ。

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ゼハー、ゼハー、ゼハー…… つ……着いた………… キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン うん。 遅刻。 今までの15分はなんだったの…… アタシの体力を返して… 泣 空の青さにムカついて、コンクリの地面を蹴りながら空を睨んだ。 そんなことをしながら、教室までの道のりを歩いていた。 アタシは緑丘(ミドリオカ)高校の二年生。本名、矢野瀬柚季(ヤノセユズキ) あぁ、独り言激しすぎ、自分。 そんなことを またもや思いながら、教室の前に来た。 ー2‐Bー ここだ。 入るぞ。 ガラリ じろり ギクリ HAHAHA!!!皆目付きが悪いなぁ☆ 「矢野瀬、なんで遅刻したのか理由を三文字以内で述べよ。」 先生…それは無理だ。 「ね・ぼ・う」 「よし合格」 まじで!? よっしゃ!!! 「明日から一週間宿題倍になるのを今日から5日間に減らしてやる。喜べ。」 うん。お約束。
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