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「ぶはっはははははは!!!」
アタシは今笑われている。朝来た『はじめもふて。』メールのせいで。
笑ってるのは友達の優佳だ。
腹立つなぁ、んもう。
「なんで笑うんだよー!!」
怒ってやる!!
「だってさ、なにこのメール!!『はじめもふて。』って何語!?新しい言葉作っちゃったよ!!しかもなにこのメアド!!!『this is a dog』て!!犬の説明かよ!!しかも、犬は物じゃね――!!」
優佳はまだ笑いながら涙をふきふき言った。
クラスの皆は優佳のことをジッと見てる。
まぁ、言いたいことは分かるけど
「まぁね。つかダレだよ…」
「そこでだ。柚季くん。徹底的に調べようじゃないか。」
「…優佳、アンタがバカなのは知ってるよ。でもね、ふざけるのも大概にしようか。」
「hahaha.ワタシ、ソンナフザケテナ-イ!ホンキデイッテル-。」
「嫌だよアタシはやらん。やるんだったらひとりでやんな。」
「うん。分かった!!ちょっくら探してくるね!!!」
アタシはバカだ……
まだ優佳の性格把握してなかった……。
クラスの皆は今度はアタシをジッと見てる。
ゴメンナサイ。
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