1、アイマスク

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昔、出張から帰ってきた親父殿が持っていたアイマスク。 初めて見るそれに興味があった私は、すぐに布団で横になって使用。 直後に金縛り+布団の外側を布団のまわりをぐるぐると走り回る足音に遭遇した。 (踏みしめる音から決して布団内ではなかった。) 意識はクリアーで隣の部屋で両親の話してる内容まで覚えてた。 というか、気付け!助けろ!とか思ってた。 (隣といっても吹き抜けなので、横になってるのは丸見えだった。) しかも、布団の足元部分はタンスが置いてあるので、隙間はない為、物理的にも走り回るのは不可能。 見る事も出来ない、足音は止まないで、ただ震えてるしかなかった。 両親に声をかけられて、足音+金縛りは終了。 その後、当然両親に八つ当たり。 「微動だにせずいたから寝てたかと思った。」両親談。 結局にその時の恐怖感の為か、今に至るまで15年以上たってますが、アイマスクは怖くて使用出来ません。 強烈な記憶は、時が過ぎても忘れないものですね。
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