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Takahiro.
隆「なぁ…しんじろー?」
真「…」
隆「携帯探すって言ったのは良いけどさあ~。見つかんのかな?」
真「…」
真司郎から、返事がこないんだけど
隆「ちょ…真司郎無視!?」
俺は横にいる真司郎に目をやる
すると
真「よしっ!送信完了~♪」
真司郎は俺の話なんか一つも聞いてなかったようで、
開いていた誰かの携帯を閉じた。
よくみたらでかいパンダのキーホルダーがついている。
隆「ん?真司郎それ誰の携帯?」
真「あーこれ?多分、さっきの女の携帯やろ。」
とあっさり応える真司郎
隆「えっ!?嘘!まじで!?こんな早く見つかったの!?」
真「おん。でかいキーホルダーやから落ちててもすぐわかったわ。
逆にあの女はなんで見つけれんかったか不思議やわ!」
そう意気揚々と話す真司郎。
隆「さすが真司郎だな!!そんじゃあ、俺にもあの女の子のアド送って~♪」
俺は自分の携帯を開けて、赤外線をしようとすると
ダダダダダッ!
後ろから音が聞こえる。
まるで、誰かがこっちにくるような足音…
俺は音のする方を振り向いた。
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