レキ&ルア

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「ルア、後でお菓子をあげますから少しだけいい子にしていてもらえますか?」 「えー。だってキトラすぐ帰るもん」 むーと膨れながら言うルアにキトラは、ポケットから小さな花の形の飴を出す。 「はい。前に約束した花のアメです。ルアがいい子でいるならあげますが?」 「!!いる!!」 「じゃぁいい子にしていて下さいね。」 はい。と飴を渡されルアは嬉しそうに一つ口に頬張る。 そんな様子を見ながらレキは感心する。 「相変わらず子供の扱いは上手ね、キトラ。」 「いえいえ。母親にはかないませんよ。」 「そうかしら?まぁ座って?」 「そうですよ」 キトラは笑いながら座り、そんなキトラにレキはどうぞとお茶を出す。
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