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「あれ?今日イアンどしたの?」
いつもキトラと一緒の真っ白ウサギ。その姿が見えず首を傾げるカナト。
そんなカナトにあぁ。と言うとキトラは、ニッコリと笑いカナトの手に小さな石のネックレスを渡す。
「コレをアナタに作っていて徹夜をしたみたいで、起こしても起きませんでした。」
「コレをオレに?」
「はい」
掌のネックレスを見つめカナトはうーんと唸る。
「どうしました?お気に召しませんか?」
その言葉に慌ててぷるぷると首を振るカナト。
どうやら気に入らない訳ではないらしいが、何かあるらしい。
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