歌姫と拒絶
1/1
読書設定
目次
前へ
/
15ページ
次へ
歌姫と拒絶
「お前はもう歌わないのか」 「どうして?」 「勿体無いと思う」 「わたしが歌えば、あなたはわたしを大切にしてくれるでしょうね」 そんなのあんまりだわ。 歌姫はそれだけ言って、静かに微笑むだけ。笛吹きはよく分からないまま、歌姫をじっと見つめた。それは、笛吹きの一番苦手なことだ。見つめる。 それでも何も分からない。
/
15ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!