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締め切り前だというのにひどい熱だった
少し無理しすぎたのか…
冷却シートをおでこに貼ってパソコンの前に座った
とにかく今日中に仕上げなきゃ
その思いだけで私はキーを打っていた
プリントアウトして、すぐにリカちゃんに電話した
３０分くらいで彼女は来てくれた
『先生大丈夫ですか？ひどい熱じゃないですか！病院行きましょう』
『原稿を先に。私一人で行けるから』
私は原稿をリカちゃんに託すと、保険証と財布を持って近くの病院に行った
点滴してもらい、薬ももらった。途中コンビニでお弁当を買って帰った
とりあえず薬を飲んで寝よう
頭にはそれしかなかった
布団に入ると私は直ぐに寝てしまった
起きるともう夜の６時だった
熱は少し下がり、食欲もでてきた。昼間買ったお弁当を食べる
病気になると一人暮らしは惨めなもんだ。市松さんもそうなんだろうか？
少し気弱になっている時携帯が鳴った
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