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『先生は一目惚れなんて信じられないっていってたけど、実際あるんです…私はいくつか失敗してますけど…先生に対しては本物です
あの時のジンライムの香りはまだ覚えていて、先生の香りになりました
抱きしめられても、話ししててもほんのり薫ってくるんです』
『太郎には悪いけど…藍原ちゃんが好きかもしれない。生意気で、屁理屈女だと思ったけど…そうじゃないんだよな』
『屈折はしてますが、37歳の女です』
『もう一度太郎と三人で話し合って、気持ちわかってもらうか…』
『あの…あの時の喧嘩の原因ってなんなんですか?』
『紗枝と藍原ちゃんの事。女にだらし無いってね…まあホントの事だけど』
『双子だから反発もあれば、今日みたいなサプライズ計画してくれることもあるんですよ。兄弟はいいものです』
市松さんは私の肩を抱いて、頭を撫でてくれた
『藍原ちゃん、多分…お前好きだわ。パートナーでいてくれるか?』
『ええ、喜んで』
この人とならいいパートナーでいれる
すれ違いはあるかもしれないが、きっといいパートナーに…
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