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「来て早々に、疲れた気がするよ」
「まあまあ、お茶でも飲んで落ち着きなさいって」
「…美樹」
出されたお茶を飲み、お菓子をつまみながら、昨日までの確認を始める。
「とりあえず、連中の狙いはこのディスクだ」
「兄が仕事の過程で手に入れたものですよね?」
「そんで、望さんは特殊な警察みたいなトコで働いてて、家族にも内緒にしてた」
黒月が説明していたことを、二人は昨夜、眠れないことを理由に確認していた。
そのため、話がスムーズに進んでいる。
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