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私は、小さい頃から『だって…。』 という。 この口癖で何度失敗したことか。 そして、今もまたいってしまう。 『だって…。貴司が悪いからんじゃん』 そういった瞬間場の空気が氷った。 そして、貴司は大きなため息をつき 『若菜もう。無理だわ。別れよう』 そういい貴司は帰っていった。 『だって…。』 私は、また小さく呟いた。 真っ青な空色 もうすぐ、夏休みが終わる。 明後日からは新学期がはじまる。 溢れだす涙をこられ私は、空を見上げた
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