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「終わったぞ。ここでいいんだな?」
最後の荷物を庭近くの部屋に外からいれる
「・・ありがとうございました」
おじぎをするメイ。なんか重いものもあったがまぁさくさく終わった、時間も平気だ
「じゃあ俺はいくぞ。またなにかあったら呼びな」
決めゼリフをはなって走る俺。かっこよすぎる・・
「さぁ!学校へGO!」
自転車にまたがる俺。ああ、人助けというのは気持ちがいい!
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先程の荷物の中身をだしているメイ
「・・?」
彼女は驚いたかもしれない。なぜなら先程の少年が目の前にいるからだ
「スペアの鍵を滝さんに渡してくれ」
帰ってきたヒーローに臆さずうけとるメイ
「じゃっ、今度こそ!困ったら俺の名前を叫ぶがいい!!」
メイが俺の名前を高らかに叫ぶ絵を想像して少し恐くなった
シャーッ、チリンチリーン
ギャギャギャ!チュドーンッ
「学校に到着!」
校門に突入する俺。しかしそこに先生がいた
「お前!今何時だと思っている!クラスと名前を言え」
体育兼指導の先生だ。あだなはハンマーヘッド
「ひ・み・ぶしゅっ!」
俺の得意なギャグで場を和ます。先生がほほえみながら俺の襟をつかむ
「いいところに連れていってやる」
ずるずると引きずられる俺。時間がないのだから勘弁してほしい
「2-C新巻輝です。諸事情により遅刻しましたすいません」
素直に謝ると手を放して鼻をふんとならす。ゴリラみたいだ
「覚えておくぞ。いけ!」
このどうでもいいイベントはなんだったろうか?続編があるのならぜひ彼はでてほしくない
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