目覚めは突然~試練~

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・・・・・ ・・・・・ 「俺の名前は新巻輝!平凡な高校生だ!よろしくな!」 ・・・・・? !!!!! 「寝坊したぁぁぁぁぁぁ!!!」 これは完璧だ。しかも寝呆けて自己紹介したぞ?なにか作為的なものすら感じてしまう 「くそっ!目覚ましはどうしたんだ!」 ふと見ると目覚ましが天井にめりこんでいるのが見える 「うおおっ!寝ながらまたやっちまった!!俺は何かに呪われてるのか!?」 考えている暇はない。急いで学校にいかねばならない。 天井の時計は11時10分を指していた 今日の授業は午後にテストがある、うけなかったら放課後居残りだ テストだけ受けにいけばという考えならばまだ時間はあるが・・ 「とりあえず疾風の如く、舞え!俺よ!」 ル○ン並の脱衣から学制服をとりだし着替える!その速さたるや普段と少ししか変わらない程度である 「親はいないのかっ?」 一階にドタドタ降りていく、静かな空間が目の前にある。何故か嫌な予感がする 「いないのか。む」 ふとテーブルを見ると書き置きがあった
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