目覚めは突然~試練~

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「いつもの所へいってきます。冷蔵庫の中にご飯があります・・母」 メモの裏をみる 「お家の鍵は隠しました。見つからない自信があります。探してから学校にGO!でも遅刻しちゃ、ダ・メ・よ」 その時俺になにかが降ってきた。これはなんだろうか?そう、怒りだ 「あのあまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 美女ではない俺がオーラが止まらない!(混乱中)テストの時間まで早くも足止めをくらったのだ 「鍵はどこだっ!この前はやかんの中だったが今度は自信があるだと?」 母親の異常行動に振り回されて怒り狂うのは後だ!冷静に行動し早く学校にいかねばならない 「やつなら異次元空間をつくりだして放り込むくらいの事はしそうなんだがな」 掃除機の中、トイレのスリッパ、換気扇、妹の靴の中・・ 「ねーよ。いや、ねーよ!もう一度言うがねーよ!!」 時間が惜しいから細かく探してられん!もはや鍵は無視だ 「泥棒よ、もしはいるんだったらうちの愚かな母に感謝しろ」 決めゼリフを放ち外へでる。さっさと脇に停めてある自転車にまたがろうとしたその時・・ チャリン 「うおっ、家の鍵があった」
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