第三桜

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姫愛達が幕末に来てから一週間がたった。 新選組内の色々な勝手は大体わかったが、まだ新選組の皆とは仲良くなれてはない。 特に土方さんや斎藤さん。 平助や原田等はぼちぼちだ。 姫愛達は新選組内の家事を任された。 そして、今は朝。 食事の時の調理などは分担されていて、今日は雪宇と舞琴と鈴音だ。 雪「さぁ、今日も頑張りましょう。」 舞「……………」 鈴「……頑張るのはいいんだけど、朝早いよ!」 現在時刻、朝の四時。 鈴「起きる時間が四時ってどーよ!?まだ朝日のぼってないわよ!?」 雪「仕方ないじゃない。新選組全員の朝食を作るのにはこの時間に起きないと。」 舞「………眠い…」 雪「まぁまぁ、さッ。台所に行きましょう。」 綺麗ではない台所に入り、食材を見る。 雪「これだと……焼き魚に漬物、味噌汁にご飯……昨日と同じね…」 鈴「もっと、他にないかなぁ?この時代だから、ムニエルとか出来ないからなぁ…」 舞「……魚の煮付けは……?」 しばしの沈黙 雪鈴『それだーーーーーーーーー!!!!』 舞「Σ!?;」 雪「なんで、今まで気がつかなかったのでしょう!」 鈴「馬鹿だーーー!!あたし達!」 雪「おかずも決まったことですし、作りましょうか!」
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