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姫愛はおもいきって口を開いた。
姫「あ、あの土方さんは寝ないんですか?」
そう言って、姫愛はある方を見た。そこには二つ並んだ布団があった。
土「……この仕事が終わったらな……。」
ぶっきらぼうに土方は言った。
姫「そうですか……」
そしてまた静かな空間になった。
姫「(この状態いつまで続くんだろう……;;)」
沖田の部屋
鈴音は何故か沖田の部屋にあった鏡で髪を整えてた。
鈴音は髪を梳くために櫛が欲しいが、生憎、自分の櫛は自分の世界に置き忘れたらしく見当たらない。沖田は、と思ったが男が櫛を持ってるはずがないとなったたので聞かなかった。
チラッと沖田を見てはぁとため息をついたその時―
スッ
鈴「え…・・?」
鈴音の目の前に櫛があった。
後ろに振り向くと沖田がニッコリと微笑みながら櫛を持ってる。
沖「……櫛、欲しかったんでしょ?」
鈴「……なんで沖田さんが櫛なんか持ってるんですか?」
そう鈴音が聞くと沖田は顎にひとさし指を当ててう~ん。と考えてからニッコリと満面の笑みで言った。
沖「なんか朝の巡回の時可愛いなと思って買ったんだ。」
鈴「…そーですか;」
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