234人が本棚に入れています
本棚に追加
咲希はおかしい…と思った。
咲「(おかしい……。ちょっとやそっとのことでも動じない舞琴があたしの後ろに隠れるなんて、しかもそうとう怯えてる……。)………原田さん舞琴になんかしましたか?」
咲希は原田に聞いた。
原「あー、色々話してたん「あなたの一方的な話方じゃなくて?」………;;そうです。」
そりゃ、あたしでも心の広い雪宇でもうざったくなるわ!!と咲希は思った。
原「んで、いっこうに話を聞かないから、そこらへんにいた虫を見せたら……」
咲「飛び出してあたしの所に来たわけですね。」
原「あ、あぁ。そうなんだ。」
それを聞いた瞬間あたしの堪忍袋の尾が切れた。
咲「当たり前です!!!女の子は虫が大の苦手なのに、見せつけたら飛び出しもします!!あたし達の中でも舞琴は一番虫嫌いなんですよ!!?それが分からないなんて原田さんデリカシーがありません!!」
いきなり怒鳴り出した咲希に舞琴以外の二人は唖然としている。
原「(ポッカーン (ハッ!! い、いきなりそんなこと言われてもわかんねぇよ!!会ってまだ一日しかたってねぇんだからさ!」
その言葉にも咲希は反論した。
咲「いいえ!今日の舞琴の行動見てたら分かります!!舞琴、あえて虫がいる所は避けて通ってたんですよ!!?見てなかったんですか!!?一緒にいたのに!!」
そうなのである。大体の部屋の位置、どう使うかはこの日の間に終わらせていた。その時舞琴は台所やお手洗いなど、虫が出そうな所はあえて入らなかったり、見なかったりした。
最初のコメントを投稿しよう!