第一桜

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男は看板に新選組と書かれた建物に入った。 「隊長、この者たちはどうしましょうか。」 一人の男が隊長と呼ばれる男に聞いた。 ?「ん~…、とりあえず監禁部屋で手足縛って置いといて。僕、土方さん所行ってその子達の事言っとくから。」 といいその男は土方という奴の所に行った。 ?「土方さん。報告に来ました。」 さっきの男は土方という奴の部屋の前にいる。 土「総司か、中に入れ。」 その男はその言葉を聞くと襖を開け、部屋の中に入った。 土「どうだった?京の町は?」 土方はそう言うと男と向き合った。 沖「何も変化はありません。でも、おかしな子達ならいました。」 総司と言う男はニヤリと笑いながら言った。 すると、それを聞いた土方はピクリと眉を動かした。 土「おかしな子達…?」 怪しげに疑うように土方は言った。 沖「そうです。変な格好して眠ってたんです。」 そう沖田は説明する。 土「変な格好で寝ていた…?……そいつらはどうした?」 土方がそう言うと、沖田はニコリと笑いながら、 沖「屯所に連れて来て、監禁部屋で手足縛って置いています。」 と言った。 土「そうか…。じゃあ、そいつらに会ってみるか…。」 そう言うと、土方は立ち上がり襖を開け監禁部屋という所に行った。
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