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「うーん!爽やかな朝ぁVv昨日は盗みが上手くいったから、目覚めがいいわぁ(^O^)」
そう言ってマニシェは、父親の元へ駆けていく。
「お義父様、おはようございます!」
「おはよう、マニシェ。昨日は上手くいったようだね。」
机の資料とにらめっこしていた義父・ナチスはにっこりと微笑んだ。
「昨日は国民から税金搾り取ってた腐れ政治家から、財産の半分くらい盗んでやったわ。アイツ等の悔しそうな顔ときたら、傑作過ぎよ(笑)」
自慢気に語る義娘の顔を、ナチスは心配そうに見つめる。
「マニシェ、お義父さんは心配だよ。この前なんか、銃撃戦もしたとか…。」
そう切り出したナチスの不安を振り払うかのように、マニシェは破顔する。
「大丈夫よお義父様、ヘマなんてしない。私、この腐った世界を変えたいんだもん。こんなところで死ねないわ。」
「…本気なんだね。…頑張りなさい。お義父さんはいつでも、お前の味方だよ。」
義娘の決意に、ナチスは文句はつけなかった。
マニシェはそれに、安心を感じた。
「お義父様。今日は休みなんですの。」
彼女がもじもじしながら言うと、義父はにっこりと微笑んだ。
「分かった。すぐにタナカにスコーンと紅茶を用意させよう。」
「やったぁ!お義父様だぁい好きVv」
「私も大好きだよ。」
穏やかな休日の、午前の話。
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