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数分後……
「ここですか?先生」
「はい。そうです。レン君のクラスになりますよ」
先生の口調は未だに変わらない。
敬語でしなくていいっつうのに
「では……入りましょうか」
ドアを開けると、中から騒ぎ声がする。
ここの生徒だろうと、いうことは明確だ。
二人は、入っていく。
声など無視して入る。
「うわぁ~可愛い」
「付き合ってくれ」
「スキだぁ~」
入っていくなりに、変態と女子の声がした。
この声により又もや怨念が……溢れだしそうになったが、今の状況をみて止めた。
「皆さんはまだ知りませんと思いますが、この子は今日からこのクラスに入ってくれることになったレン君です」
「レンって言うんだ。名前にしては可愛い顔をしてる……襲いたい」
又もや変態の言葉が過る。
何度言うんだろう。
「えっと……今日からこのクラスと一緒に勉強することになったレンです。宜しくお願いします」
「か…かぁ………かわぁああい」
最初の挨拶が可愛いコールによって盛り上がっていた。
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