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500年前、ある種族が一夜にて消えていた。
その種族は、魔法世界『アルム』に、おいて全てが発達していた。
魔法の上位者もその種族から沢山出ている。
それから500年経った今でも一夜にて消えた理由がまだ知られていない。
「マスター此処から先は、危険です」
「大丈夫だ。この先に何かがある筈なんだ。」
二人は、数日前に発見された遺跡を探索している。
この遺跡にはある種族が一夜にて消えた理由が隠されてるかも知れないのだから。
この暗き遺跡の奥に……
「マスター何も有りませんよ?」
「ある筈だ。一夜にて消えた種族『魔人』についての手がかりが……」
だがその二人の期待は裏切られてしまう。
「っ……これは何だ」
目の前に有るのは、人の形をしたものがカプセルに入ってるのだ。
見る限り、10~12ぐらいの少年だろう。
何故こんな少年が、カプセルの中にいるのだ?
「マスターこれは一体何でしょう?」
「俺にも解らない……一度本部に持ちかえよう」
「はい……」
一人の男が、そのカプセルを触ろうとした週間、カプセルに何かしらの反応が起きた。
煙が舞い上がる。
「気を付けろよ」
『ミラーバリア―』
マスターと、呼ばれてい男が周りに見えない結界(防御)をはる。
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