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皆外に出ていく。
外でやるようだ。
僕たちも着いていくことにした。
「ぅ……おれぇぇ……たずけでぇぇ」
うずくまってるカイン。
未だに股間をおさえている。
とても痛そうだ。
「っち!!しょうがねぇな。俺が担いでやるよ」
キラがカインに手をかし、連れっていく。
……………………
「ぁあ……おもい」
ドサッと、音を鳴らし、カインを地面に落とす。予備動作すらもなくいきなり落とされたカインは……
「いてぇぇ……」
「ハハ……大丈夫カイン?」
僕も見てられないと思い、手をさしのべてみる。
「大丈夫じゃない」
カインは痛々しさを声に表す。
「うだうだ言う男は嫌われますよ?」
そこにカインをこのようにしたルミが現れた。
一緒にはずっといたが……
「ヴルサイ……誰のせいだよ」
「カイカイが悪いと思います」
「俺単にレンと夢の扉を抉じ開けようとしただぜ」
そこがいけないと思うのだが……
単にて、いうのも軽すぎ
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