魔武器と守護獣

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光が消える時……終わりを告げた。 キラの手に握られているのは死神が持ちそうな鎌のような物を握っている。 鎌のカーブしたような処には、黄緑がかかっていた。 風属性にふさわしい武器だろう。 「キラ凄いなぁ……こんなかっこいい武器を作れるなんて」 「だな……余り使いなれない武器だけど。次はカインかルミがやるのか?それかレン?」 「次は私がやりたいです。綺麗な石を見たいですし」 変なところに関心をもつ、ルミ。 「じゃ……ルミからお願い」 「はぁ~い」 笑顔で言う。 そして……キラと同じ様に魔法石に魔力を込める。 変化は直ぐに起きる。 「てかキラは、その武器の名前を何にしたんだ?」 のんきにカインはキラに言う。 こいつらは見る気がないのか? まぁいいか。 多分それはカインだけだろうし。 ルミの方を見ると、石にほんの少し黄色が浮かび上がった。 (雷属性かぁ……身体を強化できるからいい魔法だなぁ……) 属性には得意な魔法がいくつか存在する。
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