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『転移』
さっきと同じように、瞬間移動のような魔法で消える。
「やっぱり……その魔法いいな」
とある部屋に着けば、直ぐに声が耳にはいる。
「僕に言うなよ。目を覚ましてからこの魔法に気づいたんだからよ」
「レン限定の魔法だもんな。」
うるさいな。アイクは、何時も個々から始まる。そして……最後には何時ものアレ。
「レンは可愛いし。襲いたいよ」
来た。こいつはどこまでの変態なんだ、
こいつと六年いてこの変態だけは治ったところを見たことない。
はっきり言ってこいつを病院送りにしていいかもしれない。
当たり前に精神科へ。
「変態……僕に用事があるんだろ?新しい魔物?それか新しく出現した遺跡?また同じ遺跡の探索の、どれだ?」
アイク(変態)から頼まれるのは今挙げたやつの中でしか頼まれたことない。
これ以上の事を思い付かない。
だがその期待を直ぐに裏切られた。
それは、アイク(変態)の顔がいつもより真剣になっていたから。
何時もはへらへらしてるやつがここまで真剣になるか?
そして……口が開かれる。
唾をゴクリと、呑み込む。
「学園に行ってくれないか?」
「…………………え?」
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