出会いは偶然に

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「だから、俺、飴好きなんだ」 ―ドキン、 「まぁ、女の子は俺のことなんて覚えてないと思うけど」 (まただ) 志村くんが私に 笑いかけてくれる度 私の心臓はさっきよりも 1秒前よりも どんどんはやく動き出す だけど、今はそれだけじゃなくて なんだか、苦しい 私の口からやっと出た言葉 「きっと覚えてるよ、志村くんのこと」 そしたら さっきの篠塚くんみたいに 志村くんは苦しそうに笑った .
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