444人が本棚に入れています
本棚に追加
自己紹介を
終えた2人は
その場で話を続けていた。
『なぁ、お前って…』
『紫よ?』
『うぐ…紫は
俺になんか用なのか?』
紫の雰囲気に
押されつつも、
なんとか会話を
続ける高臣。
『そうねぇ…
対した用じゃないんだけど、
あなたに世界を
救ってもらおうと思って。』
『ふ~ん…
世界を救うねぇ
…ってちょっとまてぇぇ!!』
『どうしたの?』
にこやかな表情を
向ける紫に
対して、高臣は
驚いた表情をしていた。
『どうしたの?
じゃねぇよ!
世界を救うってなんだよ!』
『あなたに
この幻想郷を
救ってほしいの。』
にこやかな
表情から一変して
真剣な顔で
高臣をまっすぐとらえる。
『ちょちょっと待てよ紫
…俺はまだなにも
わからないんだぜ?』
高臣の表情も
驚きから困惑へと
変わっていた。
最初のコメントを投稿しよう!