物語の始まり

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自己紹介を 終えた2人は その場で話を続けていた。 『なぁ、お前って…』 『紫よ?』 『うぐ…紫は 俺になんか用なのか?』 紫の雰囲気に 押されつつも、 なんとか会話を 続ける高臣。 『そうねぇ… 対した用じゃないんだけど、 あなたに世界を 救ってもらおうと思って。』 『ふ~ん… 世界を救うねぇ …ってちょっとまてぇぇ!!』 『どうしたの?』 にこやかな表情を 向ける紫に 対して、高臣は 驚いた表情をしていた。 『どうしたの? じゃねぇよ! 世界を救うってなんだよ!』 『あなたに この幻想郷を 救ってほしいの。』 にこやかな 表情から一変して 真剣な顔で 高臣をまっすぐとらえる。 『ちょちょっと待てよ紫 …俺はまだなにも わからないんだぜ?』 高臣の表情も 驚きから困惑へと 変わっていた。
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