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美里「するか馬鹿!突然後ろに立つな!驚くだろーが!」
末流「ふふ。美里、もう仲良しが出来たみたいだね、俺嬉しいよ。美津は?」
美津「まぁ、精々頑張れ」
美里「うわっ!美津超他人事じゃん!ひどくね?」
美津「しゃーねーじゃん。本当に他人事だし」
末流「コラコラ美津、美里が可哀相でしょ?やめな」
美里「気にしないで、末流。あたし、こんな美津も大好きだから!」
美津「…ッ……」
末流「相変わらず可愛いんだから」
この三人の他愛のない話に、椎名は入らなかった。
いや、入れなかったんだ…。
美里がすごく可愛くて…。
それと同時に、美里を独り占めしたいと思う、嫉妬心、独占欲、束縛心が沸き上がって来たから。
椎名(…っと、ちょー待て。何でこの俺様があんな奴可愛いとか思うわけ?第一、嫉妬はないだろ。別に好きじゃねぇんだし…)
美津「そろそろ入学式始まるな。行くぞ美里、末流」
美里「はいはーい」
末流「うん、行こっか」
美津の一言で、美里達以外の男達も、体育館へ行った。
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