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本来、ダックスフントは名前の表す通り、体重15kg程もあるアナグマを猟るため、または、負傷した獲物の捜索及び追跡のために農夫などによって改良された犬種です。
特に地下での狩猟に適するよう繁殖されてきた歴史もあります。
当時、ダックスフントはドイツ国内においては、テッケルやテカル、ダッケルと呼ばれていたと言われています。
19世紀頃、スタンダードが入ることのできない小さな穴に入って、アナグマのみならず、ネズミや穴ウサギ、テンを猟るために改良されて誕生したのが、ミニチュアやカニヘンでした。
また、この頃からアメリカや他の国へも少しずつ輸出されるようになったらしく、そのダックスフントの繁殖に尽力していたと言われる最古のクラブは、1888年に創立されたドイツテッケルクラブ。
第一次世界大戦では、ドイツ語での呼び方が嫌悪され、英語で「バジャー・ドッグ」と呼ばれていたそうです。
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