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「『異世界』とはこの世界とは全く違う次元、時空間に存在しこことは似ても似つかない」
「その『異世界』って、もしかして[魔法]が使えちゃったりするんですか~?」
好奇心が次に高い琴美がファンタジーらしい質問を投げかける
「さすがにそのくらいは理解出来ているみたいだな」
「ちょっ、マジっすか!?
マジで魔法とか存在すんの!!?」
「だからそう言っているだろ
君は一番好奇心が強いくせに一番馬鹿だな」
「Σ当たってるけどヒドイ!!」
「とにかくだ、その異世界に行ってみたいとは思わないか?」
「本当に異世界なんていけるの~!?」
琴美の目は宝石を目の前にした金の亡者の如く輝いていた
「あぁ、だが手取り足取り教えるつもりは毛頭ない。向こうに行っても才能が無ければ魔法は使えずにただの一般人として過ごす事になるだろう」
それはなんとも進崎に放たれたとしか
思えないような言葉だった
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