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迅が扉の中を進んでいると光の扉がまた現れた
「出口か…皆を待たせてしまったな」
迅らしくない独り言は先程の光がもたらした効果によるものだろう…
迅は扉を開き[Another World]へと入る
迅が光の眩しさに目を閉じ次に開けた時、そこには信じられない光景が広がっていた
光の玉のような物が宙に浮き街灯のような役割を果たしている
そして目の前にはあの有名な
「ハ○ー○ッター」を思い出させる程の城のような建物が圧倒的な存在感を放つ
「迅っ!!随分遅かったな、何かあったか?」
進崎と琴美、そして麗奈が近くの壁から迅の方へと歩いてくる。どうやらずっと待っていたようだ
「悪い、あの男から色々聞いていたんだ。魔法の基礎知識や使い方、そして俺達全員のそれぞれの属性について…」
「「「っ!!?」」」
三人はあまりに長い迅のセリフ、長々と話す雰囲気、そして何より自分達に属性があるという事実に驚いた
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