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「ほら、女子が睨んでんぞ!」
純に言い鞄の中に教科書放りこんで席を立つ。
「え?帰んの?」
純が声をかける。
振り向かないまま手を振り教室を後にした。
たまにこうやって学校を早退するのが日課になってる。
結構、単位やばかったりするけどそうなったら辞めてもいいそう思っている。
こうやって早めに帰る時は決まってあの公園のベンチで昼寝。
そうイルカ公園―
なんかこの公園がやっぱりホッとする子供に戻ったみたいで。
今日もベンチに横になり本を顔に被せいつの間にか眠っていた。
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