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6限目を終えて、HRの為に 1-Bに向かう。
教室の前の廊下で 何人かの生徒と帰ろうとしている風見とすれ違った。
「こら、風見。まだHR あるぞ」
僕が 言うと 風見は ちらっとこちらを見て 無視して 歩き出した。
「風見、ちょっと待ちなさい」
「んだよっ!うっせーな!俺が居ないほうが 平和でいいだろ?」
風見は イライラした声で言った。
「誰がそんなこと言った?風見も俺の大事な生徒だ。HRに出ろ」
風見は ちょっと驚いたような顔をして 他の生徒に 先に帰ってて と言い 教室に入った。
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