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「押忍!」
三人で師範代に駆け寄って、代わる代わる挨拶をする。
「押忍!修二さん、今日は仕事、休みなんすか?」
オレは、嬉々として師範代に尋ねた。
「おぉ、昼から仕事無くなったしな、オマエら鍛えに来たったんや。」
修二さんは、ニッコリ笑って答えると更衣室に消えた。
─ マジ、カッケェ!!
師範代は、オレの憧れ。
修二さんがいるから、オレは、この道場に復帰したんだ。
なんて言ったら、親父は不機嫌になるんだけどね‥。
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