scene.01 愛花の遊戯

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  それが証拠に‥ 「ごめ~ん♪待った?」 「いや。俺も、さっき来たとこやで。」 四つ上の彼は社会人。 別に付き合っているワケじゃ無い。 向こうは、どう思ってんのか知らないけど‥。 「愛花、どこ行く?」 「んー、カラオケ♪」 あたしは、すきでも無いオトコの腕に自分の腕を絡めて、夜の東通を歩いた。 超ミニのスカート。 胸を強調させたチュニック。 サラサラのロングヘアは、マットなゴールドに染めている。 夏休みに入って間もない7月下旬。 通り過ぎるオトコ達の好色な視線を感じながら、あたしは彼とカラオケ店に入った。  
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