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袁紹「さぁみなさん可憐に美しく行きますわよ!」
風霧「なんじゃそら」
曹操「…馬鹿はほっときなさい」
春蘭「そうだぞ沁!お前の初陣だしっかり前をみろ」
風霧(初陣ではないが…いいや)
曹操を中心に右に俺左に夏候姉妹が並ぶ
風霧「で、俺は何をしたらいい?先鋒かい?」
夏候淵「馬鹿言うな、初陣の者に先鋒など任せられるか!」
確かに…って初陣じゃねぇって(泣)
劉備「アレレ?擂沁さんじゃないですか?」
張飛「お兄ちゃんなのだ~」
関羽「何故擂沁殿が曹操殿の所に?」
後ろを振り向くと懐かしい3人が立っていた
風霧「久しいな3人とも、元気そうだな」
曹操「この子たちは?」
風霧「あぁ右から関羽、劉備、張飛殿だ。」
ふぅんと軽く見つめると曹操は
「私は曹孟徳、はじめまして」
劉・関・張「よろしく[なのだ]」
風霧「挨拶も終わったことだしそろ………っ!!!」
春蘭「おい!どうした?」
風霧(あれ?……さっきまで何にもなかったのに?……まさか…マジでか?やめてくれよ…………でてくるなよ…白鬼[はっき])
春蘭「おい沁!返事をしろ!(なんだ?立ち上がったはいいが何か違う)」
風霧?「擂鬼龍………推して参り候」
その一言と同時に開戦のドラがなり響いた
フッ
関羽「!?消えた?」
張飛「あそこを見るのだ!」
そこには刀を抜いた擂沁の姿があった
曹操「あの馬鹿…私と春蘭、秋蘭の部隊は沁を追う続けーっ」
曹操の軍は直ぐに擂沁の後を追った
春蘭「なんだこの死体の山は?…まさかあいつが?」
夏候淵「しかいまい…!…前をみろ」
そこには敵に囲まれた擂沁の姿が
敵の数約5千
黄「相手は1人だ!たたんじまえーっ」
風霧「…柔剣 白風!」
黄「ギャアーっ」
曹操「!!」
突風が吹き目を閉じた曹操が見たのは下半身しか残っていない黄巾党の姿だった
春蘭「あれだけの数を一瞬で…」
夏候淵「しかも体に返り血一つついていない」
曹操「白い鎧のまま………まるで鬼」
3人が唖然とする中目の前の開いた門の前て再び
風霧「…轟剣 破軍」
春蘭「地震!?」
風霧が踏み込んだ瞬間大地が揺れた
そして真横に振り抜かれた剣の前には先ほどと同じ黄巾党のすがたがあった
風霧「命要らぬ者のみ我が前に来い…我白き鬼神となりて汝ら切り裂かん」
擂沁の周りの黄巾党はその凄まじい殺気と覇気により動けず息もできずただ立ち尽くすだけだった…
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