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擂沁鬼龍風霧の過去其の参
ヒューッ
ドスン
風霧「イテテ、あのくそおやじ!…諦めるしかないのか」
??「おい」
風霧「え?」
??「貴様何者だ?いきなり空から降ってきよって?」
風霧「俺の名は擂沁、ちょっとした術者だ。あんたは?」
??「織田信長じゃ」
風霧「はぁ~!?」
信長「やかましい、擂沁と申したな…何でもよい、術を見せよ」
風霧「大したものできないぞ?」
信長「構わん、儂は暇なんじゃ」
風霧「式」
ボン
式神の鳥をだす
信長「ほう、術者と言うは誠のようじゃな…どうじゃ?儂と共に来んか?」
風霧「断れば?」
信長「殺すまでよ」
??「殿ーっ」
??「親方様ーっ」
信長「光秀にサルか、なにようじゃ?」
光秀「かってに出かけられては困ります」
藤吉郎「親方様、其奴は?」
信長「擂沁と言う術者じゃ、いろいろ術をやらしていた」
風霧「明智光秀と木下藤吉郎でいいのかな?」
光秀、秀吉「「!?」」
信長「ほほう、儂のことを知らぬのにこやつらは知るか」
風霧「信長の家臣となればその2人だからな」
光秀「貴様!殿を呼び捨てにするとは!」
刀を抜く光秀
風霧「はいはい、わるかったよ」
信長「で?先程の答は?」
風霧「わかった、ついてくよ。ここで死んでもシャレにならんからな…ただし家来になる訳じゃないからな」
信長「はっはっは、面白いなら友とならんか?」
藤吉郎「親方様何を!?」
風霧「……なるほど(食えん考え方だ)そちらが良いのなら断る理由はない」
信長「なら帰るとしょう、光秀、サル!戻るぞ…擂沁もついて参れ」
この時1557年戦国の真っ只中である
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