プロローグ

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2時間くらいたわいない話しをして店を出た。 私も見失わないように後を追った。 しばらく、仲良さそうに話しながら歩いていた。 私に二人の声は聞こえなかったけど。 二人は外観が綺麗なワンルームっぽいマンションに入って行った。 下にいた私の位置から見上げると、各階のドアが見える。 すると二人が2階のフロアを歩いてるのが見えた。 左から三番目のドアで立ち止まると部屋に入って行った。 「何?…これって浮気じゃないの。嘘でしょ…」 私は後をつけた事をとても後悔した。 両手で顔を覆いながら、悪い夢なら醒めて欲しい、そう思った。 しばらく放心状態で動けなかった。
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