悪夢の終わり

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こんな研究の為に投資してくれる人物はなかなか見付からず、数ヶ月が過ぎた。 そんなある日、何処かから僕の事を聞き付けて、スポンサーになりたいと言う人物が現れた。 大手の会社会長をしていて、名前を相田といっていた。 資金だけでなくこの研究所も建てて貰った。 そんな中、やっと『HAKONIWA』が完成した。 『HAKONIWA』は眠ってる人の夢を映像化するだけでなく、自由に操作する事が出来る。 データが欲しかったので、実験に協力してくれる人を募った。 すると相田が研究所の様子を見に来るようになった。 研究の邪魔にはならないが、相田がいるとやりにくかった。 「これは何だね?」とか「これはどうするんだね?」とかまるで自分で好き勝手に動かしたい様だった。
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